ホテルに宿泊した時のトラブル経験は、宿泊数に比例してある一定頻度で遭遇するものと考えています。人間は、ミスをする生き物です。一流ホテルでもミスをしないということは、ありません。しかし、本人が十分な注意をしていたり、2重の対策をしていたりとミスのないようにしています。その為、ミスをする頻度が少なくなるわけです。
様々な経験の中でこちら側で出来る対策もあるので体験談を通してご紹介いたします。
ミシュランガイド掲載の某ホテルで預けた荷物の取り間違え発生
チェックイン前やチェックアウト後に荷物をホテルに預けるということは、よくあることと思います。その時のトラブルとしていくつが考えられますが私が経験したのは、“荷物の取り間違え”です。
ホテルによりますが荷物を預かると時の引換証として使い捨ての引換証を利用する時は、取り間違えは、おそらく起きないでしょう。今回、取り間違えが起きたホテルでは、番号札を利用されていました。
↓イメージ画像
ミシュランガイドにも掲載されていた中流の某ホテルに宿泊した時のことです。チェックアウトの際に荷物を預けた時に預かり札を渡されて、目的地に行きホテルに戻ってきて、荷物が出てきたらなんと自分のものではない!!
番号札は、両方共に一致しています。
つまり、どこかの時点で番号札が入れ替わっていたのです。
今から思うと荷物を預かる時に番号札を渡されただけでした・・・
普通そうでしょと思う方もいると思いますが一流ホテルで番号札を利用されている場合は、ミスを防ぐため、預かる時に両方の札の番号が一致していることを確認いたします。また、場合によっては、お客様と一緒に『こちらの番号でお預かりいたします』といって確認をした上で預かります。ちなみに、『こちらの番号』といいう言い方もポイントで『番号を口にしない』ことも大切ですね。番号札をなくす人もいます。誰かがその光景を見聞きしていて、番号札を無くしたと言ってきた場合のことも考えての対応です。
結局、シールもいっぱいはってあって荷物に名前を書いていたので発見に至りましたがもし偶然にも似たような荷物であった時そのまま気が付かずに持って行かれたら・・・・。
これ以降、番号札の場合は、必ず両方の番号を確認するようにしました。
今思うと以前、アメリカのスミソニアン博物館でも番号が一致しない札を渡されて荷物がないというトラブルがあったことも思い出しました。その時は、アメリカだからと思っていましたが実際に日本で起きるとは・・・。
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